大分県と言ったら温泉っていうイメージが強いのではないでしょうか?
じつは、温泉以外にも子連れでも楽しめる面白いスポットがあります。
それが、今回紹介する高崎山自然動物公園です。
実際に行ったことがあるので、その時の体験談と併せて、高崎山自然動物公園で過ごす所要時間や駐車場についてご紹介します。
ぜひ行かれる前の参考にしてみてくださいね。
高崎山自然動物公園をまわる所要時間について
高崎山自然動物公園をゆっくりと満喫するなら、所要時間3時間程度あれば色々楽しめるかと思います。
お猿の股くぐりをして遊んだり、ゆっくりと景色を見ながら散策をしたり、イベントを見学したりすると、3時間はあっという間です。
お猿の股くぐりはご利益があると言われているのですが、私にも幸運が舞い降りたんですよ~体験談でご紹介していますので、最後までご覧くださいね。
高崎山自然動物公園の駐車場について
引用:https://www.takasakiyama.jp/introduction/
駐車場は基本的には海側と山川に3か所あります。
海側は、おさる館の横が第1駐車場、大分マリーンパレスの横が第2駐車場となっており、ここから高崎山入口まで歩いて10分くらいで着きます。
山側は第3駐車場となっており、ここから高崎山の入り口まで歩いて約5分です。
しかし、駐車場は海側も山側の方も、かなり大きめの駐車場なので、陸橋から離れれば離れるだけ距離が伸びますので、基本的には入口まで15分かかるとみておいて良いかと思います。
ちなみにおすすめの駐車場は、もちろん海側です。
なにかと便が良くて利用しやすいです。
入口から寄せ場(高崎山のサルがたくさん居る場所)まで歩いて行くと、約15分で到着します。
少し坂道になっていますので、体力がいります。
小さなお子様や体力に自信のない方は、さるっこレールというモノレールが入口から寄せ場の区間を走っているので利用されるとようでしょう。
乗車時間は約4分で、あっという間に寄せ場まで到着しますよ。
高崎山自然動物公園の概要
●高崎山自然動物公園住所
大分市神崎3098-1
●営業時間
8:30~17:00(年中無休)最終入園は16:30まで。
※ゴールデンウィークやお盆休みは時間を変更する可能性あり。
●料金
高校生以上(大人)520円
中学生以下 260円
幼稚園児 無料
●さるっこレール運行時間
8時30分~16時30分
●さるっこレール料金
往復で110円
★障害者割引も対応していて、障害者手帳を提示すると障害者本人と介護人一人が入園料・さるっこレールが無料となります。
●駐車場の利用時間
2ヵ所とも8:30~18:30
●駐車場料金
普通車と軽自動車が420円
原付などの二輪車は無料
バス等の大型車は1050円)
●高崎山HP
http://www.takasakiyama.jp/takasakiyama/
高崎山自然動物公園ってどんな場所?
高崎山自然動物公園は、別府市のすぐ近くにある大分市の観光スポットです。
別名「サル山」と呼ばれる観光スポットで、その名の通り、多くのサルが暮らしています。
人の手によって飼育されているわけではなく、野生のサルが自然にのびのび暮らしている山です。
飼育員は、あくまで野生のサルにエサを与えているだけです。
それ以外は、何かオリがあったりするわけでもありませんので、間近でサルを観る事ができるのです。
人には驚くことはあまりなく、基本的に逃げたり怒ったりしない大人しいサルが多いです。
実際に高崎山に行ってきました!体験談
私も高崎山へ行ったことがあります。
サルがたくさんいる場所というのは初めてでドキドキしていました。
大分マリーンパレス水族館うみたまごから歩いてすぐ先に高崎山自然動物公園があります。
距離的には100mくらいしか離れていないのですが、ちょっと坂道になっているので体力がいります。
きっぷうりばで切符を買っていざ出発!
さるっこレールの方がラクですが、徒歩で行った方がサルと遭遇できると聞いて、私たちは歩いてサルが住んでいる山(寄せ場)まで向かいました。
冒頭でもご紹介しましたが、坂道を上るので体力がちょっと必要になります。
小さなお子様や足腰が弱い方は、最初からさるっこレールをおすすめします。
話を戻しますが、実際に歩いていると、道のど真ん中にサルがいっぱいいて驚きました。
サル同士が毛づくろいをしていて、とても可愛くテンションがどんどん上がっていきます。
かなり人に慣れているようで、逃げたりはしませんでしたが、触ったりするのはケガに繋がる可能性が高いので、絶対触っていはいけません。
カメラで撮影の時も、フラッシュ付きで撮ってしまうと、サルがビックリして興奮してしまうそうで、フラッシュはせず写真をとらなければいけません。
寄せ場に着くと、想像をはるかに超えたサルの群れがいて、驚きました。
それぞれサルがのんびり過ごしているので、こちらも和みました。
エサの時間になると、飼育員さんが私たちに現在高崎山に暮らすサルの群れについて色んな事を教えてくれ、説明後にエサタイムになりました。
これもまた激しいエサ取り合戦で、驚きました。
サルの股くぐりって知ってる?
高崎山自然動物公園では「サルの股くぐり」という縁起の良い話があります。
エサタイムの時にお客さんたちは皆股を広げて立ちます。
そして、エサの時間になってサルたちがエサに猛ダッシュしてくる時に股を通ってくれたら良い事があると言われているそうです。
多く通ってくれればくれるほど、縁起が良いと言われています。
もちろん、私もしてみました。
そしたら、他の人より多くサルが股をくぐっていきました。
全く股をくぐらない事も多々あるそうで、ちょっと嬉しかったです。
私は、サルの股くぐりの事は半信半疑だったのですが、この半年後にとんとん拍子で話が進み、めでたく結婚をすることになりました。
なかなかそういう話にもなることなどもなかったのに、突然前に進んでいったので、もしかしたらサルの股くぐりのおかげだったのかな?と今ではありがたく思っています。
また、高崎山に住むサルたちにはボスがいます。(群れをつくって暮らすサルは、群れのリーダーが必ずいるそうです)
ボスについても色々と教えてくれるので、全くサルについて知らない人でも楽しめますし学べます。
さっそくボスに注目してみました。
やはり、ずば抜けた風格が漂っていて驚きましたね~。
私はボスのあまりのすごい風格に、このサルのことを「親分!」とついつい呼んでいました。
そしたら他のお客さんたちも「親分だ!」と呼んでいて、終始、場が盛り上がって楽しかったです。
昼下がり(14:30)からサルの身体能力などを実際に観る事ができるコーナーも設けていました。
サルの驚異的な身体能力には、驚かされるばかりでした。
ここはただのサル山ではなくアミューズメント施設のようだと感じ、また今度行きたいと思いました。
帰りはカメさんコースがおススメ
寄せ場を堪能した帰り道も、さるっこレールには乗らずに歩いて降りる事にしました。
ここで、おすすめしたいのが「かめさんコース」で降りることです。
うさぎさんコースを使って帰る事もできるのですが、かめさんコースが好きです。
かめさんはゆっくりとのんびり帰りたい人向けで、うさぎさんの方は、ちょっと坂道が急だけど早く帰れる道です。
道中には歴史や初代のボスの肖像などを観る事ができます。
かめさんは、傾斜もゆるくて疲れにくいというのが特徴のひとつですが、最高の醍醐味は別府湾を一望できることです。
高崎山は、高い位置にあるので、道中で観る事ができる別府湾は一味も二味も違います。
高崎山自然動物園おさる館
国内での霊長類の飼育や研究の過去のデータを読むと結構いろんな分野で高崎山自然動物園が昔から関わっているようです。地元民としては嬉しい限りです。うみたまごと同時期にオープンした「おさる館」にも資料の掲示があるので、ちゃんと見ておこうと思っているところです。 pic.twitter.com/T81E7jlalG
— リクモンキー (@r_monkey223) May 6, 2019
高崎山自然動物公園へ行くなら「高崎山自然動物園おさる館」も行ってみてはいかがでしょうか。
2018年にはリニューアルして更にパワーアップしています。
おさる館では、高崎山に住むサルのついてたくさん知る事が出来ます。
サルのなぞなぞや、初代ボスサルから現在のボスサルまでの事を知ることが出来るほか、高崎山に住むサルの群れの特徴についてなどを知る事ができる資料館もあります。
私が興味深かったのは、サルの鳴き声を聴けるところがあったことです。
普段、サルに会う事があまりないので、サルの鳴き声を聴けることがとても新鮮でした。
その他、サルグッズなどを取扱っているお土産屋さんや、佐伯市の海の塩を使った塩ソフトクリームや大分の郷土菓子などを食べる事ができるおさる茶屋があり、とても見所満載です。
記念撮影場所も設けられているので、ここで記念撮影を1枚撮っていくのも良いですよ。
おさる館:http://www.i-oita.net/spot/leisure-experience/oita/35996.html
営業時間は、8:30~17:00
帰りに寄りたい!大分マリーンパレス水族館うみたまご
もうひとつ観光してほしい場所が「大分マリーンパレス水族館うみたまご」です。
高崎山の目と鼻の先にある水族館で、家族連れの方はもちろんのこと、デートスポットなどとしても人気のある場所です。
#大分マリーンパレス水族館 #うみたまご の大回遊水槽の給餌解説、すごくキレイだった~😆 pic.twitter.com/k2bShvrPs4
— しろっぷ ฎ おペン路さん (@syrup_penguin) January 28, 2019
うみたまごには他にはない「あそびーち」という素晴らしいものがあります。
あそびーちには小さな砂浜があって、ここで足を浸ける事ができます。
運が良ければガラス越しではなく、生で動物を間近に観る事ができます。
小さな子供も楽しめるようにと、遊具も充実していて、一瞬「ここは水族館?」と思わせるような空間です。
私も、子どもに混じって遊んできました!
大人がはしゃぐなんて、ちょっと恥ずかしいかなとも思いましたが、そんなことはなかったです。
ここで記念撮影を撮るとインスタ映えもします。
さらに、ここでも別府湾が一望できるところがあり、自然と一体化したような気分にもなります。
高崎山へ遊びに行った時には、こちらも是非遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
大分マリーンパレス水族館うみたまご:https://www.umitamago.jp/
営業時間は、9:00~18:00(イベント除く)
まとめ
今回は、高崎山自然動物公園の体験談と周辺の観光スポットについてご紹介しました。
高崎山のサルは、ほとんど自然の状態で暮らしているので、本当に間近で観る事ができます。
一時期「サルが山から下りて来なくて観光にせっかく来たのに見ることが出来ない」というニュースにもなっていたことがありましたが、今はまたサルたちも山から下りてくるようになっています。
自然な状態だからこそ、色んな出来事もあるかと思いますが、それがまた魅力の一つとも言えるのかもしれません。
高崎山へ行った時は、おさる館やうみたまごも足を運んでみて下さいね。
ちなみに、ドライブ日和の日には国道10号線沿いを走って田ノ浦ビーチに行くのも良いですよ。
海沿いの道なので、運転がとても気持ち良いです。
ちなみに田ノ浦ビーチは、恋の聖地としても人気がある場所です。
とても綺麗なところですので、おすすめです。