大分県日田市は水がとても美味しく、天領水という名で全国販売されているほど有名です。
サッポロビールは全国6か所に工場を設けており、そのひとつが「日田市」にあり、この綺麗な純度の高いお水を使ってビールを作っています。
日田工場では見学も可能で、週末などは多くの人たちで賑わっています。
私も遅ればせながら先日、日田工場に見学に行ってきましたので、その時の体験談をご紹介したいと思います。
サッポロビール日田工場の詳細
住所
大分県日田市大字高瀬6979
営業時間
10:00~17:00
料金
自由見学は無料
見学ツアー(要予約:約50分)
大人500円
中学生~20歳未満 300円
小学生以下 無料
休館日
毎週水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日
アクセス方法
JR久大本線日田駅(又は日田バスセンター)からタクシーで10分。
基本的にはシャトルバスなどが走っていませんので徒歩か車になります。
バスは時々臨時で走っている事もありますので、事前に問い合わせをすると良いでしょう。
自家用車で行くなら、日田ICから国道212号線を湯布院方面へ約6km走ります。
(無料駐車場はありますが、マイカーの場合、試飲は不可なのでご注意ください。)
問い合わせの電話番号
0973-25-1100
予約方法としては、上記の電話番号へ問合せをするか、WEB予約もできます。
予約用ウェブページ
予約画面へ
見学ツアーは私の場合、当日に受付しました。
50分単位で1日何回か行われているので、わりとすぐ見学ツアーに参加する事ができました。
しかし遠方から行かれる方や心配な方は事前予約しておくと良いかと思います。
参加料金は大人500円とお安いのに、記念品もいただけます。
ビールの事を詳しく知る事ができる他、試飲と記念品付での見学ツアーはとても良心的ですので、おすすめです!
ちなみにツアーではなくて個人的に見学をすると、無料で見学はできるのですが、試飲は有料となりますので、やはり見学ツアーに参加した方がお得だと思います。
森のビール園ってなに?
サッポロビール日田工場敷地内には森のビール園と森の風があります。
森のビール園とは、工場で作られた新鮮なビールと一緒に焼肉や北海道産の食べ物を食べる事が出来る場所です。
工場が山の上にあるので、景色もとても綺麗です。
正直、お値段は安いとは言えませんが、記念に行くと考えればアリですね。
また、普段はちょっと高い料金設定ですが、平日のランチタイムなら比較的お手頃価格で食べる事ができます。
例えば、焼肉ランチが2000円以内で食べる事ができます。
一緒に美味しいビールも飲めば最高!
なので、なるべく平日を狙って行くとお得ですよ。
森の風ってなに?
森の風とは、主に日田市と玖珠のお土産品や民芸品などを扱っているお店です。
日田の名物と言えば、椎茸や、梅干し、鮎、天領水、高菜巻、赤司日田羊羹などが有名です。
私が一番好きなのは、日田醤油と味噌です。
また、日田杉を使った民芸品や、下駄なども有名で非常に人気が高いです。
ちなみに日田市のお隣にある町玖珠町は、地酒や米、椎茸が有名です。
海外からのお客様向けに、手ぬぐいなども販売しています。
館内には、カフェスペースもあるので、お買い物をした後にゆっくり過ごすこともできます。
森の風の営業時間
平日:11時~16時
土日祝10時~17時
休館日: 毎週水曜日、年末年始
実際にサッポロビール日田工場へ行ってみての感想
私は、たまたま無料の招待券を頂いたので、工場見学に駅から徒歩で行ってきました。
日田駅から歩いて行くと3kmほどあり、山も登るので1時間くらいかかり、ちょっとしたハイキングです。
自然の景色や日田の町を見ながら、ちょっとしんどいけど新鮮な気分でした。
散歩がお好きな方は、歩いて行くのがおすすめです。
じつは普段は、市内バスのサッポロビール行きというのがありません。
なので、徒歩、マイカー、タクシーを利用する方がほとんどです。
でも期間限定でバスセンターからサッポロビール工場のバスも走る事がありますので、事前にチェックしておくと良いでしょう。
実際に工場へ着くと、想像した以上に建物が立派で驚きました。
週末に行ったため、工場のラインはストップしていて、実際に動いている所は観る事ができませんでした。
しかし、動いていなくても普段稼働している工場内は見学ができましたので、満足しました。
ツアーを希望の場合、建物内に入ったらまずは受付で予約をしなくてはいけません。
ツアーは、一日に数回行われているため、基本的には予約不可ということはありません。
待ち時間はロビーで待ちました。
時間が近づくと、見学者がぞくぞくと集まり、時間になったら綺麗なお姉さんが館内を案内してくれました。
約50分のツアーになり、工場の設備を観る事が出来たり、サッポロビールの歴史を学ぶことが出来ます。
そして工場見学で楽しみの一つがやっぱり試飲タイムです。
試飲タイムの時間は20分です。
試飲のビールは、ツアー代に含まれていて3杯まで飲むことが出来ます。
試飲タイム中は、ガイドのお姉さんが生ビールを美味しく飲む方法や、缶ビールでも美味しく飲む方法があるなど面白く説明をしてくれます。
私は、もったいない精神が発動して、時間内に出来る限り3杯飲みたいと思って頑張りました。
しかし20分間なので2杯までしか飲めず、ちょっと残念でした。
ツアーのメンバーで3杯飲めた人も2、3人いましたので、不可能ではないと思います。
ちょっとしたおつまみも頂けるので、かなり満喫できます。
見学終了後、またロビーに戻ってきて、ロビーにあるサッポロビールグッズを見ました。
ビールの販売はもちろんのこと、Tシャツなども販売していて面白いなと思いました。
出入口では、記念撮影を撮る事もできましたで、もちろん撮影しました。
そのあと、森のビール園と森の風に立ち寄り、ゆっくり過ごしました。
日田と言えばやっぱり下駄だよね~と思いながら物色していると、結局2時間くらい森の風にいました。
そして帰りも歩いて帰りました。
しかし、お酒を飲んだからと言うのもあって帰りは、結構辛かったです。
徒歩の帰りは、正直おすすめできません!!
なので、バスが運行されていない時はタクシーをおすすめします。
日田駅まで1000~1500円くらいです。(目安)
私は、歩いて帰った時に日田の観光スポット「元気の駅」に寄って、ゆっくり過ごして帰りました。
とても有意義な一日だったので、良い思い出です。
けっこう楽しく過ごせたので、父におすすめをしたら、後日こちらに遊びに行ったそうです。
でも何を思ったか自転車で行ってしまって、見学ができなかったそうです(>_<)
自転車も飲酒運転として扱われますので、見学はできません!
皆さんも注意してください。
ということで、父は後日改めてタクシーを使って遊びに行きました。
2度目は無事に見学もできて、森のビール園に立ち寄り、ビールと食べ物を少し食べてから帰ったそうです。
非常に面白かったと喜んでいました。
父も試飲タイムでは2杯までしか飲めず「悔しい」と言っていて、そんな父をみた私は、「親子だな」って思っちゃいました。
通常見学には500円かかりますが、たまにクーポンが出ていたり会社から割引券も配布していることもあるようです。
行く前には是非チェックして行きましょう。
ついでに日田の街を散策しませんか?
サッポロビール工場の近くには、素敵な観光スポットもあります。
元気の駅
天領日田の、たまごバームクーヘン、たまごプリン、梨バームクーヘン!元気の駅にて。 pic.twitter.com/pLcYB3ou
— kawano (@kawanoDirector) March 3, 2012
道の駅のような場所があり、終日多くのお客さんで賑わっています。
お土産品や特産物の販売他、飲食店などもあります。
私は乗っていませんが、ミニ列車にも乗れるみたいですよ。
元気の駅:http://www.hitatenryosuinosato.com/
天領の町「豆田町」
日田市の中心にある豆田町
江戸幕府直轄の城下町として栄えた天領
今なお往時を偲ばせる古い建物や街並みが数多く残っているエリア
街並みの風景もお店も
レトロで可愛い(∩´∀`∩)💕 pic.twitter.com/q4f5VJGsBA— Naomi (@New_naomi_0514) October 16, 2019
江戸から明治にかけて建てられた建物が立ち並ぶ天領の街並みでは、多くの飲食店が立ち並んでいて賑わっています。
豆田ロールケーキやうなぎの黒田屋、日田醤油、赤司羊羹などが有名です。
隈町の旅館街
日田市街地の三隈川沿いに旅館が立ち並んでいます。
川沿いの散歩は、おすすめです。
まとめ
今回は、サッポロビール工場の見学体験記を紹介しましたが、魅力は伝わったでしょうか。
アクセス方法が少し不便ですが、歩いて行けない距離でもありませんので、散策しながら行くというのも良いのではないでしょうか。
また、複数で行くならタクシー代も割安になりますのでおすすめです。
工場見学と言えば、かなり不便な場所にある事が多い中、日田のサッポロビール工場は、比較的行きやすい場所だと思います。
ぜひ、一度行ってみて下さいね。