ネギの風味を活かす切り方と名前は?その切り方はどんな料理に合う?

野菜

薬味や付け合わせとしても欠かすことができない野菜と言えばネギですよね。

ネギは薬味として、食材として色んな料理に使われています。

しかし作る料理によって適した切り方をしないとネギの効能やおいしさや香りが十分に発揮できません。

今回はよく使われているネギの切り方をご紹介します。

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ネギの切り方と名前を用途別にご紹介!

料理によってネギの切り方って全然違いますよね。

そもそも切り方を変えないと、料理の味や見た目の出来が全然違ってくるのでしっかり使い分けましょう。

斜め切り

ネギ斜め切り

斜めに包丁を入れ、ネギを押しつぶさないようにして、包丁を前に向かってすーっと押し入れるようにして切ります。

炒め物をする時の具の1つとして使うときは、だいたい1~2mmぐらいの幅に斜め薄切りにします。

すき焼きのような煮込む料理の時は、少し厚めに切った方が食感が良いでしょう。

斜め切りが合う料理

  • しゃぶしゃぶ
  • すきやき
  • 鍋料理
  • 肉野菜炒め
  • 中華炒め
  • 親子丼

みじん切り

みじん切りは白ネギ(太いネギ)を使うことが多く、ネギを大体5センチくらいの適当な長さに切ります。

そしてネギを縦にして、繊維に沿って細く切り、細く切れたネギを束ねて今度は繊維に対して直角に細かく切ります。

この時もネギを潰さないように包丁をすーっと入れます。

みじん切りに合う料理

  • 香味野菜としてタレや炒め物に使う(にんにくや生姜と一緒に使う事も多い)
  • ドレッシングに入れる
  • 挽き肉に混ぜ込む

白髪ねぎ(千切り)

白髪ねぎは、白ネギ(太いネギ)を使います。

まずネギを5センチぐらいの長さに切ります。

縦にして、ネギの繊維に沿って切込みを入れ、開いて中の芯を取り出し、周りの白い部分を重ねて細く細く切ります。

切ったネギは氷水に入れて5~10分さらすとネギがくるっとした形になり、辛みも抜けて食べやすくなります。

ボリュームが出るので盛り付けると見映えが良くなりますよ。

白髪ねぎ(千切り)に合う料理

  • ラーメンの上にトッピング
  • 刺身やサラダに添えてボリュームを出す

筒切り(ぶつ切り)

筒切りは、白ネギ(太いネギ)を使うことが多く、適当に3~4センチくらいの長さに切っただけのものです。

ただ、火が通りにくいので、少し切り目を入れると早く柔らかくなります。

筒切り(ぶつ切り)に合う料理

  • 鍋料理
  • バーベキュー
  • 焼き鳥
  • 創作料理

小口切り

小口切りは、我が家では一番出番が多い切り方で、薄く輪切りにしたものです。

生で食べる事が多いので、辛みやぬめりを抑えたい時は、切ったネギを布巾に包んで、ボウルに張った冷水にさらしてから絞ると良いですよ!

小口切りに合う料理

  • お蕎麦
  • うどん
  • 豆腐
  • 味噌汁
  • お好み焼きの具
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ネギの風味を活かし美味しく切るコツとは

ネギの風味を活かすコツがあるのですが、なんだと思いますか?

めちゃ簡単な事なんです。

ネギを切る際は、包丁を研ぐ!

ということ。

スッと切れるようにしておかないと綺麗な切り口にならず、見た目がべちょーっとして食感も悪くなってしまいます。

今はお手軽に研げる研ぎ器が安く販売されています。

例えばこのような研ぎ器

↓↓

台の上に置いて、片手でホールドして包丁を5回ぐらい上から下へ研ぐだけで切れ味がすごく良くなります。

何と言っても楽天ランキング1位を取ってますから、商品としては間違いないと思います。

そしてもっとお手軽なのは、こちらの電動研ぎ器

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いろいろな材質の包丁が研げる電動式のダイヤモンドシャープナー。

電動パワーとダイヤモンド砥石で、素早く、鋭く、簡単に研ぐことができます。

なんとセラミックナイフも簡単に研ぐことができます!

ささいな事ですが、包丁次第でネギの風味や旨味が変わってきます。

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ネギは部位によって味が違う!甘みと辛みの違い。

切り方も大切ですが、どうせならネギの切る部分にもこだわってみましょう。

ネギは以下の4つの部位に分けることができ、部位によって甘さや香りが違います。

根元に近い部分は甘みが強く、緑色が濃い方にいくほど辛みが強くなっていきます。

それぞれ甘みや辛みの強弱が異なるだけでなく、その特徴を引き出す切り方を覚えれば、味わい深さも一段と上がります。

 

白い部分の下部

根元に近い部分には甘みがあり、肉厚で繊維がしっかりしていて、食べごたえがあります。

また、火を通すととろみのある食感になります。

焼き鳥のねぎまや鍋料理なんかによく使われている部分ですね。

白い部分の上部

辛みと甘みのバランスが調和し、香りが良いです。

下部に比べ繊維が細く、やわらかいです。

下部同様に、焼き鳥のねぎまや鍋料理のほか丼によく使われている部分ですね。

白と緑が混ざっている部分

青い部分の辛みと、白い部分の甘みの両方が混在している部分です。

(ここが味の変わり目)

内側にはワタ(白くフワフワとしている部分)があり、ざっくり切ってもやわらかい食感が楽しめます。

火を通すととろみが出ます。

葉の付け根部分に土が入り込んでいる場合があるので、よく洗って使うようにして下さい。

緑色(葉身)の部分

4つの部位の中でいちばん辛みが強く、うどん、味噌汁などの薬味に最適な部分です。

鮮やかな緑色は、お料理の見栄えもよくなります。

内側の白いワタにはぬめりがあります。

ネギの風味を活かす切り方と名前のまとめ

野菜の中でも、ネギは一番いろんな種類の切り方があるなと改めて分かりましたね。

そして様々なお料理と相性が良く、添えるだけで味も香りも見栄えもよくしてくれます。

ただ、ここで一番お伝えしたいのは、綺麗にスパッと切らないとネギの風味は活かせないということです。

ぜひ包丁研ぎ器を活用して、美味しいお料理を作ってください。

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