「ラオス人民民主共和国」は東南アジアの国です。
インドシナ半島の中心に位置し、国境を接した隣国には、中華人民共和国・ミャンマー・タイ・カンボジア・ベトナムがあります。
とても自然豊かで、素朴で、人々が温かい国です。
今回は、ラオスはどんな国で日本からはどうやって行くのかと、おすすめの観光地を紹介します。
ラオスはどんな国?
知ってましたか?
ラオスはアジアの訪れたい国ランキングで連続1位を取り続けているそうです。
そんなに有名やったん?
じつは私は、周辺の国はみんな知っていたのに、ラオスのことは全然知らなかったんですよね。
東南アジアで観光するならタイしか思い浮かばないのですが、私だけ?
そんなラオスの位置はコチラ!
隣国5か国のど真ん中にありました!
唯一海に面していない内陸国なんです。
ラオスの気候は熱帯性モンスーン気候となります。
5月から11月までの雨期と12月から翌年4月までの乾期に大別されていて、3月と4月は真夏となります。
ラオスを旅行するなら比較的涼しく、晴れの日が多い12月から2月の三ヶ月間がベストシーズンでおすすめです。

日本からラオスまでの行き方
日本からラオスまで、直行では行けません。
タイのバンコク経由(8時間)又はベトナムのハノイ経由(6.4時間)で行くことになります。
どちらかと言うと、便が多く、移動時間も短いハノイ経由がおすすめです。
ラオスの観光
ルアンパバーン
ラオスの観光と言えば、世界遺産に認定された古都ルアンパバーンでしょう。
ルアンパバーンは小さな街ですが、観光地なのでお店も多く、街はキレイに整備されています。
プーシーの丘が有名で、頂上からはのどかな山間いに建つルアンパバーンの街全体とメコン川とナムカーン川を一望できます。
360℃のパノラマは見ごたえあり!
頂上には仏塔タート・チョムシーがあり、たまに仏事が行われているそうです。
メコン川に沈む夕日がきれいなので、その時間に合わせて行くと良いですね。
ですが、328段の階段を上がるので、運動不足さんは息切れするかも。
途中で入場料(約300円)を払わなければなりませんのでご注意ください。
ワット・シェントーン
東南アジアでお寺と言えばタイのイメージが強いですが、ラオスも負けず劣らずお寺がたくさんあります。
その中でも「ワット・シェントーン」というルアンパバーンの中で最も美しい寺院は、下の写真のように、幾重にも重なる屋根と、建物、仏像も黄金で飾られ輝いています。
1560年に建立されましたが、当時の人々の生活がうかがえるモザイク壁画があり、どの旅行者も印象的だったと言っています。
ナイトマーケット
ルアンパバーンのメインストリートでは、毎日午後5時から10時までナイトマーケットが開催されています。
屋台がズラ―っと並び、伝統織物や色とりどりの雑貨がたくさん売られています。
ラオスはおだやかな方が多いので、激しい売り込みとかは無いようです。
ラオス料理の屋台も豊富にあるので、はしごバイキングできそう!
でも屋台の料理ってちょっと怖いですよね(食中毒とか、、)そんな方はカフェやホテルもたくさんあるのでそちらで飲食されるとよいでしょう。
ちなみに日本みたいに自動販売機があるわけではないので、お水はホテルで購入し持ち歩いた方が無難です。
クァンシーの滝
自然をもっと満喫したいなら滝を見に行きましょう。
街から車で約1時間離れた場所にある、クァンシーの滝です。
段々になっている石灰岩でできた、美しい風景。
写真右手のように、水が流れ落ちた先には広い天然のプールがあり、子供から大人まで水遊びを楽しんでいます。
セー滝
セー滝は街から車で30分ぐらいの場所にあり、クァンシーの滝よりは規模が小さい滝です。
雨期(10月~11月が最も水量がある)に行くと水量があり見応えがあります。
ゾウ乗り体験ができ、滝の中に突入したり、自然のアトラクションで楽しく過ごせます。
クァンシーの滝よりは観光客が少ないので、のんびりできるそう。
水着を着て子供と久しぶりに水遊びもいいですね。
早朝の托鉢
ルアンパバーンでは早朝の托鉢の規模が大きく、観光の売りの一つとなっています。
参加したい観光客のために、お供えの品も販売されているそうですが、しきたりとか作法とかあると思うので気軽に参加するのは控えた方がよさそう。
少し離れた場所から見学させて頂きましょう。
ラオス人民民主共和国まとめ
以上、ラオスの観光に関してまとめてみました。
滝や洞窟や寺院巡り、寺院巡りと、、自然の中でゆったりと過ごす旅をしたい方におすすめな国です。
少し衛生面では苦労するかもしれませんが、その分日本のありがたさをヒシヒシと感じると言う旅人もいます。
心が疲れた時はラオスのような素朴な国へ行って、自分を見つめ直すのも良いかもしれませんね。