旅館の布団をたたまないのはマナー違反?使用済のタオルや飲み残しはどうするの?

生活に関する情報

旅館に泊ったら、たたみの上に布団を敷いて寝るというのが定番ですが、朝起きて帰る時に、布団を畳むか畳まないか?シーツを外しておくべきか?という点で悩んだことはありませんか?

正しい方法を知っておけば、義父、義母との旅行でも「常識知らず!」と陰口を叩かれることはありません。

今回は、旅館の布団を畳むべきか、否かと、使用済のタオルや飲み残しの正しい処理の仕方をご紹介します。

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旅館の布団は畳まなくても良いんです。

結論から申し上げますと、布団は畳まなくても良いんです。

その方がスタッフの方達の手間が省けて、素早く片付けることが出来ます。

畳んだ布団をいちいち広げてシーツを外す、、、なんてことを何回も繰り返したら、相当な労働になることは想像できますよね。

ですから、朝の支度の邪魔にならない程度に布団を隅に寄せておき、後は仲居さんにお任せしちゃいましょう!

とは言っても、人数が多い場合は、床一面布団だらけで邪魔ですよね。

そんな時は二つ折り程度にして、隅の方に寄せておくと良いでしょう。

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布団を畳まなくても良い理由

では、布団を畳まなくても良い理由を一つづつ見ていきましょう。

カビを防止するため

旅館に限らず言えることですが、起きた直後の布団は、私たち人間の汗を吸って湿気や熱がこもっています。

湿気や熱がこもったまま畳んでしまうと、カビが生えやすくなるのは言うまでもありません。

ですから本当は、布団はすぐにたたまずに放置しておいた方が良いのです。

触ってみて冷たくなった頃に片付ける方が、清潔さをより長く保てるのです。

畳み方が決まっているから

旅館の方の口コミによると、布団の畳み方っていろいろあるそうなんです。

二つ折りだったり、Zの形の三つ折りだったり、もしかして縦、横に折る四つ折りもあるかもしれません。

気を利かしてシーツを外して綺麗に畳んだとしても、ただの自己満足。

スタッフの皆さんは、もう一度布団を広げて畳み直すことになるだけなんです。

布団の状態や忘れ物のチェックが素早くできる

シーツを外すか外さないかで迷いませんか?

シーツは外さない方が、汚れのチェックが素早くできます。

旅館のシーツは、だいたいどこでも白色ですから、汚れを素早く発見できるので、そのままの方が良いでしょう。

汚れ具合によって、クリーニングに出すか出さないか、判断しやすくなります。

汚したら、まずは旅館側に伝えるべきですが、うっかり見落としている場合もあるので、この様にするのがベストでしょう。

大量の鼻血やおねしょでびちょびちょ!みたいなひどい汚れは、クリーニング代を請求されるかもしれませんのでご注意ください。

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使用したタオルや浴衣やアメニティの処理はどうする?

ついでにですが、タオルなど、使用した物はどうするべきかに触れたいと思います。

使用したタオル類や浴衣は、洗濯物だと分かりやすいようにまとめて置いておきましょう。

そして、アメニティも使用した後はゴミ箱に捨てるか隅っこに寄せておきましょう。

もちろん使用したと一目で分かるようにするためです。

持ち込んだ缶や瓶、ペットボトルの処理はどうする?

この記事を書くまで私も知らなかったのですが、ペットボトルの中に飲み残しがあると、なんと一定期間保管する決まりがあるそうです。

ですから中身は全部捨てて、ゴミだと分かるようにゴミ箱に入れるのが正しい処理の仕方です。

旅館の布団をたたまないのはマナー違反?まとめ

この記事では「旅館の布団は敷きっぱなしでいいですよ」と言っているワケですが、そうすると心配なことがあります。

もしかしたら「この客はマナーが悪いね」なんてスタッフさん達にささやかれるかもしれませんよね。

そんな陰口が気になる方は、一言メッセージを添えておくことをおススメします。

片付けがしやすいようにこのまま布団を敷いておきますね。お世話になりありがとうございました。

こんな簡単なメッセージでも印象が良いはずです。

余裕があれば「心付け」も添えるといいかもしれませんね。

さて、ここまで読んでくださった方は、これから義父や義母と旅行してももう大丈夫です!

万が一「マナー知らずの嫁」なんて言われても逆に教えてあげれる立場になりましたね(^^)

誰と行っても楽しい旅行となりますように、この記事を覚えておいて参考にしていただけたら幸いです。

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