今や生活に欠かせないものになったスマートフォン。
スマホがない生活など考えられない!と言う人も多いでしょう。
便利なものですが、使い過ぎで指がしびれてきた・・・そんな経験、ないでしょうか?
痺れくらいなら、放っておいても治るでしょ?
と軽い気持ちでいると思わぬことになりかねませんよ。
身に覚えのある方、実はしびれにはこんな原因が隠されているのです。
スマホの使い過ぎでしびれてきたら電磁波の影響!?
スマホの使い過ぎで指がしびれてきたらそれは電磁波の影響かもしれませんよ~。
電磁波過敏症という症状が最近は言われています。
読んで字のごとく電磁波に過敏に反応してしまうということです。
どういうことかと言うと
指や手のしびれ、ひどい方はめまいや頭痛にまでなるという症状ですが、一種の精神的な病でもあると言われています。
例えば、たまたまスマホを使っていたら指がしびれてきたので、目の前にあるスマホで「スマホを使っていたら指がしびれた」と調べてみたら、電磁波過敏症と言う言葉が目についた。
もしかすると、自分もこれではないか?
と一種の精神的な脅迫をされて、より痺れを感じるようになった、、というものです。
心当たりがある人もいるかもしれないですね。
病は気からという言葉がありますから、そういうこともあるかもしれません。
しかし「実際にスマホを使っていたら指がしびれた」という原因は、次に紹介するもののほうが多くの方が該当するかも知れません。
スマホを使いすぎると指が腱鞘炎になる!?
腱鞘炎という言葉は聞いたことがある方も多いと思います。
実際にはどういうものかというと、腱鞘炎の腱鞘とは筋肉の両端にある部分の事で、筋肉を酷使しすぎると炎症が起きることを言います。
一般的には同じ動作や同じ姿勢でいると筋肉が固まり、炎症が起きやすくなると言われています。
そして男性よりは女性の方が筋肉の量が少ないですし、運動をあまりしない人が女性の方が多いため、なりやすいというデータもあります。
ではスマホの使い過ぎで本当に腱鞘炎になるのか?ということですが、こんなデータがあります。
携帯電話かスマートフォンを持つ10歳から18歳の男女618人を対象に行った、一日のスマホの使用時間の統計があります。
その統計によると、女子高校生はなんと平均7時間使用しているという驚くような結果が出ました。
※「デジタルアーツ」が2015年2月9日に発表した調査
高校生は、社会人と比べると暇な時間が多い年代ではあると思いますが、1.5倍以上も使用時間の差がつくのは納得する数字ではあると思います。
同じ姿勢で同じ指で操作することの多いスマホです。
今は面白いアプリがたくさんあるし、SNSもたくさんの種類があります。
男性は女性と比べてSNSをやっている比率は絶対的に多くはありません。
ですから、女性の方がスマホを使っている時間が長い傾向があるというデータもあながち間違いではないでしょう。
先ほども書きましたが、女性は運動する人が男性よりは少なく、筋肉の量も少ないので筋肉が硬直しやすい傾向が強いそうです。
そうなると腱鞘炎になってしまうのも必然なのかも知れません。
スマホを使いすぎて起きた指のしびれの対処法
では、指のしびれを感じたらどうしたらいいのでしょうか?
とっても簡単なんです!
痺れを感じたら、スマホを一旦置いて「水道で3分ほど手を冷やす」
これだけでいいそうです。
なお、腱鞘炎はごく軽傷のうちは水で冷やすだけで効果がありますが、炎症がひどくなるとステロイド注射や、場合によっては手術も必要になるとても怖い症状ですので、違和感を感じたら注意しましょう。
長時間の使用は、指や腕もそうですが目も酷使します。
そして意外と思われるかもしれないですが、首にも相当な負担がかかります。
頭の重さは5~6キロもあると言われています。
スマホを見ていると前かがみの姿勢をとることが多くなりますね。
これは首にも相当な負担がかかります。
一般的には女性のほうが男性より首が細いです。
細いということは筋肉も少ないので、より多くの負担を強いられることになりますので注意しましょう。

かく言う私、momoもこのブログをせっせと書いている数か月の間で、腕や肩が慢性的に痛くなって整骨院に通っています。
同じ姿勢、同じ動作を同じ指や腕で行うのは、思った以上に体には負担になっているのですね。
スマホを使って30分くらい経ったら、腕のストレッチをしたり、イスにもたれて腕を上げ、背中を後ろへ反らしたりして頭と体をリラックスさせましょう。
まとめ
今回は電磁波過敏症と腱鞘炎についてご紹介しました。
電磁波過敏症はともかく、腱鞘炎のほうは実際にスマホの使い過ぎでなっている方も増えてきています。
多くの人とSNSでやり取りをしたり、いいね!をもらったりするのは楽しいですが、何事もほどほどにしておきましょう。